『大日本史料』 1編 1 仁和 3年 8月~寛平3年12月 p.274

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時も侍らすとて、, とかくれ給て、かしこき御かけにならひて、おはしまさぬ世に、しはしも有, なれは、いと哀になんなきわふなる、いかなる御心にて、かうはものし給ふ, きつるといふ、少將大徳うちなきて、仰事かしこまりてうけ給はりぬ、みか, らんときこえよとてなん仰られつる、こゝかしこたつね奉りてなん、參り, ふへきこゝちもし侍らさりしかは、かゝる山のすゑにこもり侍りて、死な, たる所に、ゆくりもなくいにけり、えかくれあへてあひにけり、みやより御, んを期にてと思ふ給ふるを、またなんかくあやしき事は、いきめくらひ侍, 使になん參りきつるとて、おほせことには、かうみかともおはしまさす、む, る、いともかしこくとはせ給へる事、わらはへの侍る事は、さらに忘れ侍る, ぬ、かしこに有と聞てたつぬれはまたうせぬ、えあはすからうしてかくれ, ひにたれは、いとなんかなしき、なとか山はやしにおこなひたまふとも、こ, ゝにたにせうそこものたまはぬ、おほん里と有し所にも、音もしたまはさ, つましくおほしめしゝ人を、かたみと思ふへきに、かくよにうせかくれ給, かきりなき雲ゐのよそにわかるとも人を心におくらさんやは, ○此歌, 古今和, 歌ヲ以テ, 奉答ス, 寛平二年正月十九日, 二七四

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  • ○此歌
  • 古今和

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  • 歌ヲ以テ
  • 奉答ス

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  • 二七四

注記 (21)

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