『大日本史料』 5編 1 承久3年7月~貞応2年5月 p.62

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おく山の臥猪の床やあれぬらんかるもゝたえぬ雪の隣は, 問へかしな雲の上よりこし鴈の獨ともなくうらみなく音を, 古の契りもむなしすみよしやわかかたそきの神とたのめと, 里とをみきねか神樂のこゑすみてをのれもふくる〓の灯, 問はるゝもうれしくもなし此海を渡らぬ人のなけの情は, けさみれは佛の閼伽も摘花もいつれなるらん雪の埋木, かそふれはことしの暮はしらされと雪かくほとの營もなし, 〓なく入江の鹽やみつなへに蘆の浮葉をあらふ白浪, なましゐにいけれはうれし露の命あらは逢よを待となけれと, 藻汐やく〓のたく繩うちはへてくるしとたにもいふ方そなき, しほ風に心もいとゝ亂れ蘆のほに出てなけととふ人もなし, 長きよをなか〳〵明す友とては夕つけ鳥の聲そまちかき, 波ま分沖のみなとに入舟のわれそこかるゝたえぬ思ひに, 曉の夢をはかなみまとろめはいやはかなゝるまつ風そふく, 雜, 承久三年七月十三日, 六二

  • 承久三年七月十三日

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  • 六二

注記 (17)

  • 1701,758,57,1795おく山の臥猪の床やあれぬらんかるもゝたえぬ雪の隣は
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