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させたまふ、如法水にならひて、山上二の冽水なり、, とあたゝかけに打けふりて、温泉のなめらかなるかことし、すなはち、あかの井にせ, をもて堀給ふに、濁水たちまち變して〓水となり、その味ひこまやかにして、九夏の, すふ手のしつくにもにこるはかりの山の井あり、水しふましりて、さらにすさむる人, なく、苔痕つるへに生ひ、草色井筒をひたして年久し、或とき、師立より給ひ、獨鈷, 炎旱にもさらにたゆる事なく、立よる人は、三伏の比をわすれ、玄冬の寒き朝にもい, と花やか也、ある夕つかた、坐禪し給う御形、堂の壁にうかひて、はらへともきえす、, そのあと忽然としてのこりしかは、阿闍梨公、跡をとめてうつさせ給ふ、そのゝち、, 民部の法眼といへる繪師、大師の靈告をかうふりてうつしける兩像ともに、そのかみ, は山上に安置したてまつれり、, 莫として、三靜慮にもこえぬへけれは、寂定とそ名付給ふ、かの院のかたはらに、む, 四季講堂よりすこし下に、寂定といふ院地あり、師つねにこれにすませ給ふ、幽邃寂, 略ス、, ○繪, 略ス、, 略ス、, 共ニ山上ニ, 民部法眼所, 寫ノ影像ト, 安置ス, 影ヲ圖ス, 獨鈷水, リシ良源ノ, 山上ノ冽水, 尋禪壁ニ寫, 寛和元年正月三日, 二八五
割注
- 略ス、
頭注
- 共ニ山上ニ
- 民部法眼所
- 寫ノ影像ト
- 安置ス
- 影ヲ圖ス
- 獨鈷水
- リシ良源ノ
- 山上ノ冽水
- 尋禪壁ニ寫
柱
- 寛和元年正月三日
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- 二八五
注記 (27)
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