『大日本史料』 2編 2 正暦4年7月~長徳3年8月 p.129

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ると問ひ聞きて、いとあやしかりける事かな、今は皆のり給ひぬらむとこ, いみしう常よりも長閑に照りたる晝つかた、花のこゝろひらけたりや、い, ほる心ちし侍るなと聞えさせつ、出てさせ給ひし夜、車の次第もなく、まつ, いとさわかしく、祭のかへさなとのやうに、倒れぬへく惑ふ、いと見くるし, まつとのり騷くかにくけれは、さるへき人三人と、猶この車に乘るさまの, めつるものを、人の所にかゝるしれものゝあるこそとのたまはす、春風は, かに〳〵とのたまはせたれは、秋はまたしく侍れと、世にこのたひなむの, 八日九日の程にまかつるを、今少し近うなしてなと仰せらるれと出てぬ、, そらに、いとをかしうもいふかなと、又うちすんせさせ給ふ、たゝことには、, ゞ、かうかといふに、またこゝにといらふれは、宮司寄り來て、誰々かおはす, 給ふを、小若君、されとそれはいと疾く見て、雨にぬれたるなと、おもてふせ, たゝさはれ、乘るへき車なくてえ參らすは、おのつから聞しめしつけて、賜, なりといひ侍りつと申し給へは、いみしうねたからせ給ふもをかし、さて, うるさく思ひよりて侍りつかし、今朝のさまいかに侍らましとて笑はせ, はせてむなと笑ひ合ひて立てる前より、おしこりて、惑ひ乘り果てゝ出て, 正暦五年二月十七日, 中宮二條, 御模樣, 宮行啓ノ, 正暦五年二月十七日, 一二九

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  • 中宮二條
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  • 宮行啓ノ

  • 正暦五年二月十七日

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  • 一二九

注記 (21)

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