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はりなりかし、, いり給ひつゝ、御すゝりをさへもてまいりたまへれは、とらせ給へるを、お, うやう夜ふけぬ、みなかみあけつゝゐたる人卅よ人、そのほかにもみえわ, の御車に、とのゝうへ、少輔のめのとわか宮いたき奉りてのる、大納言、宰相, かす、もやのひんかしおもてひかしのひさしに、うちの女房も十よ人、みな, の君こかねつくりに、つきのくるまに、こ少將、宮の内侍、つきにむまの中將, しみのゝしりて、ものゝくまにむかひさふらひて、かゝるわさしいつとさ, いて、あさらせ給て、みなないしのかんの殿に奉り給てけり、よろしうかき, みのひさしのつまとへたてゝゐたり、御こしには宮のせんしのる、いとけ, かへたりしは、みなひきうしなひて、心もとなき名をそとり侍りけんかし、, いなむなれと、かくへきすみふてなと給はせたり、つほねに物かたりの本, ともとりにやりて、かくしをきたるを御前にあるほとに、やをらおはしま, わか宮は、御物かたりなとせさせ給ふうちに、心もとなくおほしめす、こと, させ給ふと、きこえ給ふものから、よきうすやうとも、ふてすみなともてま, とのりたるを、わろき人とのりたりとおもひたりしこそ、あなこと〳〵し, いらせ給ふは十七日なり、いぬのときなと聞つれと、や, ○中, 略, 物語, 皇子ノ御, 中宮ノ御, 輿, 房達, 皇子ノ御, 扈從ノ女, 事, 寛弘五年十一月十七日, 二六〇
割注
- ○中
- 略
頭注
- 物語
- 皇子ノ御
- 中宮ノ御
- 輿
- 房達
- 扈從ノ女
- 事
柱
- 寛弘五年十一月十七日
ノンブル
- 二六〇
注記 (28)
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