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の薄葉に歌を書たり、, へしを書てたまはせける、, 筑前内侍、伊豫内侍なとのしはざにや、其使、返事をとらて、にけかへらんと, て、月をも御覽ぜで御よるなれは、此御ふみまいらするにおよはす、もし兼, かくなんかきて、もとのことくろみやがみにたてぶみで、使にかへしたび, べき由おほをられければ、, いかてかはふせやにとてもくまもなきこよひの月をなかめさるへき, しけるを、侍ともさとりて、門をさしていたさす、やかて紅のうすやうに、か, 名にたかきすきぬるよはにてりまさるこよひの月を君はみしとや, 永萬元年九月十四日五更におよびて、頭亮の書札とて、かみやかみにたて, ふみたる文を、頭中將家通朝臣のもとへもて來りけり、ひらきて見れは、紅, 家通朝臣、かへり參て、此よしを奏しけれは、やかて御かへしつかうまつる, 事ならは、あすもてまいれといはせてかへしけれは、使、しふるけしきなか, にほひは千代もかはらさらなん, 色もかもえならぬ梅の花なれや, 文治三年十一月一日, 一〇三
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- 文治三年十一月一日
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- 一〇三
注記 (17)
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