『大日本史料』 5編 1 承久3年7月~貞応2年5月 p.63

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とにかくに人の心も見えはてぬうきや野守のかゝみなるらん, ことつてん都まてもしさそはれはあなしの風にまかふ村雲, 憂しとたに岩波高き吉野川よしや世の中思ひ捨てゝき, すきにける年月さへそ恨めしきいましもかゝる物おもふとは, 人こゝろうしともいはしむかしより車をくたく道もたえにき, 何となく昔かたりに袖ぬれてひとりぬる夜もつらきかね哉, よそふへき室の八嶋も遠けれは思ひのけふりいかゝまかはん, とにかくにつらきは沖の島つ鳥うきをは汝か名にやこたへん, みほの浦を月とともにや出ぬらん隱岐のとやまに更る鴈金, 沖の海をひとりやきぬるさよ千鳥鳴く音にまかふ磯の松風, ゆふ月よ入江の鹽やみちぬらんあしのうきはをたつの諸聲, 我こそは新しま守よ沖の海のあらき浪風心してふけ, 晴やらぬみのうき雲をいとふまにわがよの月の影そふけぬる, 日にそひてしけりそまさる青つゝらくる人もなき槇の板間に, 思ふ人まつもこゝろやなくさむと都鳥たにあらはとはまし, 承久三年七月十三日, 六三

  • 承久三年七月十三日

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  • 六三

注記 (17)

  • 312,722,51,1804とにかくに人の心も見えはてぬうきや野守のかゝみなるらん
  • 521,722,52,1805ことつてん都まてもしさそはれはあなしの風にまかふ村雲
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  • 1052,732,53,1797よそふへき室の八嶋も遠けれは思ひのけふりいかゝまかはん
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  • 1473,724,55,1806沖の海をひとりやきぬるさよ千鳥鳴く音にまかふ磯の松風
  • 1580,725,55,1806ゆふ月よ入江の鹽やみちぬらんあしのうきはをたつの諸聲
  • 734,722,53,1803我こそは新しま守よ沖の海のあらき浪風心してふけ
  • 947,721,52,1819晴やらぬみのうき雲をいとふまにわがよの月の影そふけぬる
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