『大日本史料』 5編 17 寛元元年12月~同2年7月 p.251

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きけん、ありかたくおほゆ、, にありける女ゆへに、大江定基か家を出けるも、哀に思ひいてられて過かたし、人の發心, れいゐのうへに〓おとしける所よとおもひ出られて、そのあたりをみれとも、かの草と, 別路に茂りもはてゝ葛のはのいかてかあらぬ方に返りし, する道その縁一にあらねとも、あかぬ別を惜みし迷の心をしもしるへとし、誠の道に趣, てあはれなれ、やはきといふ所を出てゝ、みやち山こえ過る程に、赤坂と言宿あり、こゝ, おほしき物はなくて、いねのみそおほくみゆる、, に現れわたり、波も空もひとつにて、山路につゝきたるやうに見ゆ、, 花ゆへにおちし〓のかたみとや稻葉の露を殘しをくらん, もにゆかぬ三河の八はしを戀しとのみや思ひわたらんとよめりけるこそ、おもひ出られ, 源義種か、此國のかみにて下りける時、とまりける女のもとにつかはしける歌に、もろと, 玉くしけ二村山のほの〳〵と明行末は波路なりけり, ゆき〳〵て三河國八橋のわたりをみれは、在原業平、杜若の歌よみたりけるに、みな人か, やかて夜のうちに二村山にかゝりて、山中なとをこえ過る程に、東漸しらみて海の面遙, やはぎ, 赤坂, 八橋, 二村山, 寛元二年二月十七日, 二五一

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  • やはぎ
  • 赤坂
  • 八橋
  • 二村山

  • 寛元二年二月十七日

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  • 二五一

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