『大日本史料』 5編 17 寛元元年12月~同2年7月 p.261

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くも畏こくおほゆ、, も、かくやありけむとおほゆ、, 因入道、伊豫守實綱か命によりて歌よみ奉りけるに、炎旱の天より、あめにはかにふりて、, 箱根の湖となつく、又蘆の海といふもあり、權現垂跡のもとゐ氣高く尊し、朱樓紫殿の雲, り、岩かね高く重なりて、駒もなつむはかり也、山のなかに至りて、水うみ廣くたゝへり、, に重れる粧ひ、唐家〓山宮かと驚かれ、巖室石金寵の波にのそめる影、錢塘の水心寺ともい, 枯たる稻葉もたちまちに緑にかへりける、あら人神の御なこりなれは、ゆふ手襁かけま, 是そこのつりする海士の筈庇いとふありかや袖に殘らん, かきりある道なれは、この砌をも立出て、猶ゆきすくるほとに、筥根の山にもつきにけ, て、庭の氣色も神さひわたれり、此社は、伊豫の國三島大明神をうつし奉ると聞にも、能, 伊豆の國府にいたりぬれは、三島の社の御しめ打おかみ奉るに、松の嵐木くらく音信れ, せきかけし苗代水の流きて又天降る神そこの神, やとりありかことにして、床のさむしろもかけるはかりなり、かの縛戎人の夜半の旅ね, 筥根, 伊豆國府, 三島社, 寛元二年二月十七日, 二六一

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  • 筥根
  • 伊豆國府
  • 三島社

  • 寛元二年二月十七日

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  • 二六一

注記 (18)

  • 887,622,53,460くも畏こくおほゆ、
  • 1630,627,51,710も、かくやありけむとおほゆ、
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