『大日本史料』 5編 17 寛元元年12月~同2年7月 p.262

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てに、, そく心にのみすゝめられて、大磯、江島、もろこしか原なと聞ゆる所々をも、見とゝむる, し、行人征馬すたれのもとに行違ひ、うしろは山ちかくして窓に臨む、鹿の音虫の聲、垣, かしのいりとかやいふ所に、あやしの賤か庵をかりて留まりぬ、前は道にむかひて門な, 〓もよほす瀧のをとかなといへる、思ひよられてあはれなり、, 此宿をもたちて鎌倉につく日の夕つかた、雨俄にふりて、みかさもとりあへぬほと也、い, のうへに忙はし、旅店の都にことなる、状かはりて心すこし、かくしつゝあかし暮らすほ, 暇もなくて打過ぬるこそ、いと心ならす覺ゆれ、暮かゝるゝほとに下りつきぬれは、なに, ひつへし、うれしき便なれは、うき身の行衞しるへせさせ給へなと祈りて、法施奉るつい, 此山もこえおりて、湯本と云所にとまりたれは、大山おろし烈しく打しくれて、谷川漲り, まさり、岩瀬の波高くむせふ、暢臥房のよるのきゝにも過たり、かの源氏物かたりの歌に、, 夫ならぬ頼みはなきを古郷の夢路ゆるさぬ瀧の音哉, 今よりは思ひ亂し蘆の海の深き惠を神にまかせて, とに、つれ〳〵も慰むやとて、和賀江のつき島、三浦のみさきなといふ浦々を行てみれは、, 三浦三崎, 和賀江, 鎌倉, 湯本, 寛元二年二月十七日, 二六二, 二六二

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  • 三浦三崎
  • 和賀江
  • 鎌倉
  • 湯本

  • 寛元二年二月十七日

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  • 二六二

注記 (21)

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