Loading…
要素
頭注ノンブル
OCR テキスト
てに、, そく心にのみすゝめられて、大磯、江島、もろこしか原なと聞ゆる所々をも、見とゝむる, し、行人征馬すたれのもとに行違ひ、うしろは山ちかくして窓に臨む、鹿の音虫の聲、垣, かしのいりとかやいふ所に、あやしの賤か庵をかりて留まりぬ、前は道にむかひて門な, 〓もよほす瀧のをとかなといへる、思ひよられてあはれなり、, 此宿をもたちて鎌倉につく日の夕つかた、雨俄にふりて、みかさもとりあへぬほと也、い, のうへに忙はし、旅店の都にことなる、状かはりて心すこし、かくしつゝあかし暮らすほ, 暇もなくて打過ぬるこそ、いと心ならす覺ゆれ、暮かゝるゝほとに下りつきぬれは、なに, ひつへし、うれしき便なれは、うき身の行衞しるへせさせ給へなと祈りて、法施奉るつい, 此山もこえおりて、湯本と云所にとまりたれは、大山おろし烈しく打しくれて、谷川漲り, まさり、岩瀬の波高くむせふ、暢臥房のよるのきゝにも過たり、かの源氏物かたりの歌に、, 夫ならぬ頼みはなきを古郷の夢路ゆるさぬ瀧の音哉, 今よりは思ひ亂し蘆の海の深き惠を神にまかせて, とに、つれ〳〵も慰むやとて、和賀江のつき島、三浦のみさきなといふ浦々を行てみれは、, 三浦三崎, 和賀江, 鎌倉, 湯本, 寛元二年二月十七日, 二六二, 二六二
頭注
- 三浦三崎
- 和賀江
- 鎌倉
- 湯本
柱
- 寛元二年二月十七日
ノンブル
- 二六二
注記 (21)
- 1713,630,48,119てに、
- 911,627,61,2158そく心にのみすゝめられて、大磯、江島、もろこしか原なと聞ゆる所々をも、見とゝむる
- 569,629,61,2159し、行人征馬すたれのもとに行違ひ、うしろは山ちかくして窓に臨む、鹿の音虫の聲、垣
- 685,626,61,2162かしのいりとかやいふ所に、あやしの賤か庵をかりて留まりぬ、前は道にむかひて門な
- 1248,623,56,1503〓もよほす瀧のをとかなといへる、思ひよられてあはれなり、
- 1022,622,61,2160此宿をもたちて鎌倉につく日の夕つかた、雨俄にふりて、みかさもとりあへぬほと也、い
- 455,628,59,2159のうへに忙はし、旅店の都にことなる、状かはりて心すこし、かくしつゝあかし暮らすほ
- 797,627,63,2160暇もなくて打過ぬるこそ、いと心ならす覺ゆれ、暮かゝるゝほとに下りつきぬれは、なに
- 1822,629,59,2146ひつへし、うれしき便なれは、うき身の行衞しるへせさせ給へなと祈りて、法施奉るつい
- 1481,626,58,2155此山もこえおりて、湯本と云所にとまりたれは、大山おろし烈しく打しくれて、谷川漲り
- 1362,627,59,2159まさり、岩瀬の波高くむせふ、暢臥房のよるのきゝにも過たり、かの源氏物かたりの歌に、
- 1135,683,59,1934夫ならぬ頼みはなきを古郷の夢路ゆるさぬ瀧の音哉
- 1594,683,54,1928今よりは思ひ亂し蘆の海の深き惠を神にまかせて
- 340,624,65,2170とに、つれ〳〵も慰むやとて、和賀江のつき島、三浦のみさきなといふ浦々を行てみれは、
- 311,249,41,155三浦三崎
- 356,247,40,117和賀江
- 1023,249,41,80鎌倉
- 1485,249,43,79湯本
- 1935,680,45,384寛元二年二月十七日
- 1936,2309,43,117二六二
- 1924,2287,68,155二六二







