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夕つくひ入野ゝ薄しけゝれは山のこなたにけふそくれぬる, わか宿をとひくる人の僞にそよきなれたる荻の音かな, こき色はちりてそまさるをとめ子か玉もにうつる庭の萩原, 雲の色は今朝よりかはるいろなから夕をわきて秋風そふく, つらかりし春の別もわすられてまたるゝ物と雁は來にけり, めに見えぬ神の心のあらはれてなひきかほなるあさのゆふして, 旅衣しはししほらてゆくかはに露をきもらす草のはもかな, 薄, 立秋, 荻, 鹿, 萩, 露, 雁, 寶治二年雜載學藝, 一七三
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- 寶治二年雜載學藝
ノンブル
- 一七三
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