『大日本史料』 7編 4 応永6年7月~同8年4月 p.39

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侍れは、呪願導師の高座、こゝは公卿の座、かしこは式部彈正の幄とかやな, とて、東の石のきさはしに腰うちかけて、いきつき居たり、心は虎もとるは, のわさとおもひ給ふか、まつはしめよりおほしめし企けるは、大聖文殊の, は、無下に心あさき事にこそ、大賢亞聖なと申人も、たとへをとり、いにしへ, と、才かくたつもおかし、かやうにおほめきありきて、しはしこゝに休給へ, 兩女院の御見物のためかときこゆ、あなたこなた此翁を先達にて、巡禮し, 智惠とも申ぬへし、又今いくほとなく造畢の功をならせ給へは、觀音大士, かりたとき所はありかたくこそと申侍れは、翁のいふやう、此御塔は凡夫, 事は、いつれもたゝ人にてはわたらせ給はぬそかし、大かた何事も根元を, て見まはせは、よそにて思ひやり侍りしは、ことの數ならす、けにやかくは, しらすして、たゝさしむかひたるを、よしともあしともおもひたるはかり, かりなれとも、さすか年のけとは見えけり、わか身もおなしく腰をやすめ, 屋をたてられたり、西のかと北によりて、五間の御棧鋪あり、崇賢門、通陽門, なと心ことはもをよはす、御塔のうしろには、御休所とおほしくて、御所の, の化現かともおほえたり、されは昔より、かやうの大願をゝこさせ給ふ御, 女院ノ御, 棧鋪, 所, 義滿ノ休, 應永六年九月十五日, 三九

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  • 女院ノ御
  • 棧鋪
  • 義滿ノ休

  • 應永六年九月十五日

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  • 三九

注記 (21)

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