『大日本史料』 8編 12 文明12年正月~同13年正月 p.402

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とゝかへさも忘れぬれは、, 社中をめくりみれは、大木の松いかきしてゆへあるとみゆる有、問は、この, 餘りの世の中の亂ゆへといへるも悲し、神前のいのり此道の外の事なし、, 松もとは御社にかたふきて、造營のさはりなりける、行末も御社あやうけ, れはきりぬへしとて、勸進の僧の定めけり、二三日の間に、すこしつゝおき, へる釣ふねいはむかたなし、海の道遠くつゝきて、波の上霧はれわたる、い, るおのころ嶋もまちかくみへて、箱崎の松、まつら潟、香椎の浦まて遙にみ, やらるゝに、海の面なきわたり、平地のことくして、木のはよりしけくうか, 藥も只此島に有けりとそ覺ゆ、寺に歸りて、此所にたち給ふ住吉の御社に, なと打なかめ、漕かへる船のうちには、老もわすれ、齡ものふる心地して、生, 社中社外の盃酒たひかさなりて心空成に、立出て詠わたせは、萬葉によめ, 浪風をおさめて海のなかはまて道ある國やまたもきてみむ, 參てみれは、あらかきのめくりはるかにして、つらなれる松の木立神さひ, なをりてすくになりぬ、夫よりこのいかきなとはしけるよしこたふ、その, たり、樓門なかははやふれて、社壇もまたからす、いかにととへは、此十とせ, 餘年イ, 住吉神社, 文明十二年六月是月, 四〇二

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  • 住吉神社

  • 文明十二年六月是月

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  • 四〇二

注記 (19)

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