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みつかきに五十年の秋は暮ぬとも久しき世たのちきりたかふな, 身もあかれはいそのあた波ニ船なかしつゝよらんかたなき, あさからぬなけきの色をなをそめてふるはなみたの時くれなりけり, むかしにもまたならなくにきゑし野のあとはむら草露そこほるゝ, ふる〓なとくれなゐそ墨にこそそめまほしくもおもふそてなれ, たちそふもなき面影のしるしにやかつなくさまて戀しかるらん, 古き跡のためしもこれしたちかふる墨の衣のかゝりける世は, つたふらん神の道また法の道かた〳〵君のたのもしき哉, つたへこし道の手向に玉津嶋すみよしの神さそまもるらん, たか身かはかつなくさまん衣の夏今年の秋のつらきおもひに, 一九月十六日、退龍院殿百ケ日相當、仍於慈恩寺佛事在之、予も參、佛殿二參詣、御影, 秋山や時雨過行跡の暮これもなけきの色やそふらん, を拜したてまつる二、御面影難忘、歸路戀慕の歎、〓袖をしほる、この一首を、, とし月をおもふもかなし日數さへおふは十つゝとをさかりゆく氏昭, 百箇日, 延徳二年八月六日, 六四
頭注
- 百箇日
柱
- 延徳二年八月六日
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- 六四
注記 (17)
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