Loading…
要素
頭注ノンブル
OCR テキスト
引取けり、かくて四人の大敵評定して、此城の躰、俄責には成間敷、遠責にせ, さりけれは、散々に戰ひまけ、五丁程北走る、桑名、久武も長追せず、本の陣に, ふセけとて、其勢三百餘騎、岡豐の城に楯籠り、堀をほらさ、逆も木引よさく, 殘る兵四十餘騎になる、兵粮も盡けれは、元秀討死とおもひ定め、普代の侍, だ、はや乘込メ者共と下知すれは、はやりをの若者とも、我先に〳〵と馬に, ける、身方には、ときの聲もあわせず、矢の〓とつをも射出さず、更に人あり, よとそ、三方をとり卷、三十餘日責たり、數日の戰に城中の兵討死、或は落て、, 降る如くさん〳〵に射、少し色めく所を、桑名丹後守重定、久武肥後守忠光、, とも見へされは、四人の大將一所に聚り、あはや元秀は聞逃ケしたるにこ, 國見嵐に吹なひかさ、いきほひかゝつて押寄せ、鯨波をとつとだあけたり, とつとおめいて欠出る、本山方には、敵をあなとり油斷して、備へ〓なはら, る敵を待居たり、かくて四人の大將其勢都合二千餘騎、家々の旗二十餘流、, 聞、おほからぬ身方の勢を以、かけ合の合戰然るへからず、唯城に引籠つそ, 息をもくれす、ほりかけともいはず押詰めたり、城中には、敵を矢ころに引, 請ケ、中内藤兵衞大將にて、西の尾崎の松林の中より、くたりこほしに雨の, 城ヲ出デ, ヽ戰フ, 桑名重定, 永正六年五月是月, 七五五
頭注
- 城ヲ出デ
- ヽ戰フ
- 桑名重定
柱
- 永正六年五月是月
ノンブル
- 七五五
注記 (20)
- 495,648,73,2196引取けり、かくて四人の大敵評定して、此城の躰、俄責には成間敷、遠責にせ
- 612,648,70,2202さりけれは、散々に戰ひまけ、五丁程北走る、桑名、久武も長追せず、本の陣に
- 1772,656,64,2187ふセけとて、其勢三百餘騎、岡豐の城に楯籠り、堀をほらさ、逆も木引よさく
- 263,648,77,2209殘る兵四十餘騎になる、兵粮も盡けれは、元秀討死とおもひ定め、普代の侍
- 1188,648,68,2197だ、はや乘込メ者共と下知すれは、はやりをの若者とも、我先に〳〵と馬に
- 1421,650,68,2198ける、身方には、ときの聲もあわせず、矢の〓とつをも射出さず、更に人あり
- 380,647,74,2219よとそ、三方をとり卷、三十餘日責たり、數日の戰に城中の兵討死、或は落て、
- 840,649,71,2213降る如くさん〳〵に射、少し色めく所を、桑名丹後守重定、久武肥後守忠光、
- 1305,654,65,2190とも見へされは、四人の大將一所に聚り、あはや元秀は聞逃ケしたるにこ
- 1537,646,67,2199國見嵐に吹なひかさ、いきほひかゝつて押寄せ、鯨波をとつとだあけたり
- 726,650,69,2197とつとおめいて欠出る、本山方には、敵をあなとり油斷して、備へ〓なはら
- 1654,651,70,2210る敵を待居たり、かくて四人の大將其勢都合二千餘騎、家々の旗二十餘流、
- 1888,646,68,2191聞、おほからぬ身方の勢を以、かけ合の合戰然るへからず、唯城に引籠つそ
- 1077,645,66,2207息をもくれす、ほりかけともいはず押詰めたり、城中には、敵を矢ころに引
- 954,654,72,2192請ケ、中内藤兵衞大將にて、西の尾崎の松林の中より、くたりこほしに雨の
- 814,292,41,163城ヲ出デ
- 769,305,40,107ヽ戰フ
- 858,291,41,170桑名重定
- 164,747,42,345永正六年五月是月
- 178,2459,44,125七五五







