『大日本史料』 10編 12 元亀3年雑載 p.378

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れり、かの高祖の沛より立て漢室を定めたりし世もかくこそはありけめ、然れは天のした, こそは、又いやつきにその名もあらはれ侍ぬへけれと思ふさへそ、むつましきやしめやかな, る窓の中に、此ことの葉をまき返しつゝ、こゝろをつけ侍るに、みちにふける好士も、ち, あまつ雁のつて待えたるを、いかてかはあさくも見待らん、かやうにあつめしるしけん人, ともに行をあらそふ人なし、されは山陽・西海の兩道みな左に袒て、その威海内にくはゝ, みし、地これに應せすといふことなし、こゝに鎭府の藩臣陸奧守大江元就は、そのかみ三, はとて、一まきとなしつる、あをうなはらのしほあひをしのき、八雲たつ雲の山ちを分て、, からをつくさゝれは、そのさかひに入ことかたし、いはんや干戈を枕とし、帷幄にはかる, 尺を摸て藝・防より興りしかは、忽に千軍萬營にして、七雄六國の奢淫を戮し、百戰百勝、, にその勇士なる譽をのみ稱して、風雅の庭にあそふ心さしのふかき故を、いまた知人なかり, いとまなき世には、いつのまの琢磨の功にかよりけん、焚噌の楯眉に墨を磨といふためし, き、かくてなからん後の忘かたみにとや、うら波のおり〳〵よせけんあまのかる藻かきあつ, はあれと、たゝ生れなからの道にかなへるなるへし、まことに句ことに玉をつらね、篇こ, めたるくさ〳〵のこりとゝまれるを、人〳〵みなみおとろきぬるまゝに、これをたゝにや, 元龜三年雜載, 三七八

  • 元龜三年雜載

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  • 三七八

注記 (16)

  • 1466,590,55,2163れり、かの高祖の沛より立て漢室を定めたりし世もかくこそはありけめ、然れは天のした
  • 804,596,55,2161こそは、又いやつきにその名もあらはれ侍ぬへけれと思ふさへそ、むつましきやしめやかな
  • 692,588,59,2171る窓の中に、此ことの葉をまき返しつゝ、こゝろをつけ侍るに、みちにふける好士も、ち
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