『大日本史料』 10編 22 天正2年4月~6月 p.236

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ことくなれハ、折ともはるとも切けづりさゐなく申とも、なき給ふまじき大將, の、聲をあけ〓にむせひ給ふ夫婦・親子の恩愛の中程、哀なる事は世にあらし、, それも又親をしらぬ子有、むつましからぬ夫妻あり、是ハ道をわきまへ、義を, 人をも見わけ給ノず、なきかなし〻給ふ、その外あとさきに御供の女房達、な, ふあり樣、譬へを取にものなし、誠に心から姿容も武士の名將、金剛の正躰の, けきおめきさけひなきもだへ給ふこと、天地もひゞく計り也、昔を傳へ聞くに、, たの如くにて見へける、なかにもよしたか・よしひろ、御ふしもたへこかれ給, に、たくひなきあはれなりけるは、つほねのなけきのいろ、言葉にも及ハず、, に及ず、心なきしつのめにいたるまて、泪を流ぬ者はなし、その女房衆のうち, しり、志ふかくして、かう〳〵のむね御在ますか故なり、心ある僧俗男女は申, 山のミなうつりてけふにあふことノ春のわかれをとふとなるへし, とよまれし樣に、彼山の松の色、ひと葉いろもなく心地して、くれなひのな〻く, 親とめしつかわれし女房の、此世後の世まてのとひとむらひ、なけきし人々に, 寺にてみハさのとき、在原の業平の歌に、, 天正二年六月一日, 二三六

  • 天正二年六月一日

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  • 二三六

注記 (16)

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