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し故を以てなり、この風を利して、我等は帆を上げ、北東及北北東に進行せ, も絶えず南側より波浪を受けしは、蓋し殆ど二時間に及びて、南東風續き, 緑色の美しき小虹なりき、之よりも更に大なるもの二つ現れたり、其小虹, り、前記の暴風の最初の兆候、即ち其前兆は、水平線上に稍高く懸りし帶藍, の兩端は、殆どオリュス・デ・ボイス、即ち猫の目と呼ばるゝ小雲の如く見え, り、早朝南方十乃至十一リウに當りて、三人の王の島を發見せり、緯度二十, は大いに動搖せしかば、帆を擴ぐる事なくして、翌日風南西に轉ずるを待, たり、我等は之より、東方に航路を向けたり、暫くにして風又凪ぎたり、しか, てり、即ち季節風來るべきこと相違なきを以て、我等は歡喜して、航海を續, 行すべき準備を調へたり、然るに夜に入りて、又靜穩となり、新に北風生じ, 高峻なる陸地なり、深度四十五乃至五十尋ありて、海底は泥土なり、金曜日、, 前日來絶えずフェルモーザ島を望見せり、雲の中に〓入するが如き甚だ, たり、そは殊に喜望岬に於て見らるゝ如く、其出現の當初より、拇指の太さ, 六度三分一なり、同月二十一日, の事なり、, 黎明測深錘を投じて、深度二十一尋、海底は黒き砂なるを知れ, 天正十二年六月二十八日, 四日ニ當ル, ○六月二十, 三日二當ル, ○六月二十, 颱風ノ前, 兆, 天正十二年六月二十八日, 六三二
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- 四日ニ當ル
- ○六月二十
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- 颱風ノ前
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- 天正十二年六月二十八日
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- 六三二
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