『大日本史料』 12編 7 慶長十五年閏二月~同十六年三月 p.1010

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深き夜に鐘の響はさへ〳〵て浮世の夢は覺果にけり, なしおける名殘めなれぬ花かたみ形見につめる手向種かな, むかしとて遠くはあらね跡なから有しに替る春の悲しさ, ぬかき夜の月に寒たる鐘の音にかへの眠は覺果にけり, 瀧の音松の嵐も聲そへて身にしみ増る法の場かな, むつの道はなれ出ては九つのしなや蓮の臺なるらん, あたし野ニ露よりはなる身の向後忘るゝはうき世の習のも, みちしあること〳〵をのみ國の爲人の教とすゝめしものを, 中空に澄のほり行月影の名殘かすめる袖の勺かな, あたしのゝ名にあふ草の枯葉さへもへ出る時に逢ぬる物を, 道しるへするや南の峯ならし凉敷さそふ船のおひ風, たちのほる空に浮へる面影は消はてもせぬ夕けふりかな, のなり、, 後に又, 家久公も又追悼の歌を詠す, 慶長十六年正月二十一日, ○以上、薩藩, 舊記同ジ, 其和歌, 一〇一〇

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  • ○以上、薩藩
  • 舊記同ジ

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  • 其和歌

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  • 一〇一〇

注記 (20)

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