『大日本史料』 12編 16 慶長十九年十一月~同年十二月 p.239

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末もつゝる里の前川, やとりかるへき方の一むら, とを山川の瀬々にすむ月, 數をあはせて國たもつ人, み〓きりつゝも岩ね行水, ならは秋のひ枕する, 今はとおもひ入法のみし, 庭に野つくる住ゐえならぬ, 霞むとも〓く鐘ひゝく也, 軒端も夏のくれ深き袖, 身のなりはひも常のをくさ, 宿直人にも深きあはれみ, 〓たえよりしも櫻さく了ろ, 佛の御名を數珠にくるのみ, 駒やす名置山のろ〓はら, 心をうりしとむる池水, まよふとみへし務そつたよる, たれをつもまつ虫の聲々, 恨いひしはなをさりの程, 道もたゝ遙ろ〓る野は分盡し, 橘そ, 落合て末ろ末迄瀧つ波, みとりも深く垣手行水, 鈴鹿しや暮てそよ吹秋の風, 春雨の雫にのこる雪もなし, なひきつゝみとりに立る柳陰, 仄つ〓る花の千草は色々に, いくむすひ清水の月の影落て, 追加, 匂ひそふるや梅の雨, 春風も霞めるまゝの砌にて, いかはかりめくりも廣き館の内, 山何, 慶長十九年十一月二十五日, 指花の時をたつへす山を分て, 朝日つくれに蝶はねにける, 草は青み梢はひらく花の露, 爵式えしを御階を越の不り, こぬからに我はたのみをかけはなれ, 息の緒もやゝ絶ぬへき物病に, きれたる位をは又直し物, 春にしもいさめる馬のくつつら, 賤の女かつれて夏苧を引はへて, 今よりの夜寒の寐覺想像, よる〳〵に猶盃をすゝめそへ, 月をさへしきそ遊る花の草筵, さらに惠にもるゝとそなき, 見すへさす古宮所とひよりて心をういしとむる池水, されたる位をは又直し物さらに惠にもるゝとそなき, 〓(マヽ〕, 見すへさす古宮所とひよりて, 月をさへしきそ遊る花の草筵たれをつもまつ虫の聲々, 二三九

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  • 二三九

注記 (53)

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  • 1425,1718,42,730やとりかるへき方の一むら
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