『大日本史料』 12編 46 元和八年七月~同年八月 p.404

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すべき物にてあればある程、他方への愛と希求とは一〓燃え熾りたり、寧ろ、デウスへ, せ、之を希求するに至り、且つ不斷に之を爲せり、と、又曰く、飢えも場所の狹隘も、, 總べて彼と同様かの至福の最期を待ち望み、後に其の殆ど全員が之を成遂げたる朋輩等, 暗號とも言ふべき或る種の一般的なる言廻しを以てする以外、論ずべくも無かりき、パ, は世の常とは逆の作用を及ぼし、一を比較せば他も一段と良く理解せられ、一方が嫌惡, 酷〓も極寒も、更にはかの甚しき不潔と之より發散せる耐へ難き惡臭すら、我にとりて, は彼に就きて我等に遺されたる最も貴重なる部分にして、且つ彼の聖なる遺骸の他の物, に代るべき彼の魂の眞の遺物なり、遺骸は稍こ後に至りて見る如く二度燒かれて灰燼に, 極めて神聖なる友人等に似つかはしき打解けたる態度を以て語りしが、此等の彼の書翰, 歸し、風と海とに撒散されたり、それ故、彼は書けり、我が牢獄の悲慘さは總べて我に, に、自己自身の事を書送り、彼等に對ひて己が苦難と己が享樂に就き極めて親密にして, ードレ・スピノーラによる説明も亦然り、彼は日本に在留する我等の會の朋輩等、即ち, の完全なる愛にとりては、苦惱の裡に在りて愉悦するは生得の事なるが如く、又愛徳が, は至福に轉じ、一方、其處には地上の凡ゆる幸福闕如せし故、我は天國の幸福に思を馳, 徒等ニ書ヲ, 贈ル, すぴのら信, 元和八年八月五日, 四〇四

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