『大日本維新史料 編年之部』 3編 1 安政5年1月 p.647

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既にこゝに存付候に就き、軍艦御買上げの事に託し、海外に人を出し、當今世界の形勢を, も無御座候へ共、初めに〓諜を以て敵人の實を得候にあらざれば、其計の施し方も絶えて, まじきや、固守に利あるや、固より論に及び難く候、丑年亞墨利加の事起り候節、修理義、, 得ず、然る時は、所謂廟算と申もの由て立つべき謂れ無之、和して然るべきや、戰ふにしく, 他世界萬國兵亂絶えざる時節、亞墨利加の如きもの出で來り、左なくとも蒸汽船發明以後, すの意と申事に御座候、げにも軍國の〓諜は、瞽の相あり、の史ある如くにして、瞽に相, 無之候、此故に首に始計ありて終に用〓有之候は、易道を以て申さば、全く貞下に元を起, なきときは、前に水火ありと雖もこれを知らず、に史なき時は、うしろに車馬ありと雖, 然に防ぎ、患を未萌に消するの大典と奉存候、況や當今の世、太平はたゞ本邦のみにて、其, は、五大洲も比鄰の國同樣に相成候事に候へば、周官の大典等御參考の上、やはり戰國の, も是を省せず、敵國の交に〓諜なき時は、敵國の吾を謀り吾に陷はしむるの事、總て知る, 十三篇、始計を以て篇首とし、用〓を以て篇末に列し候は、所謂五事七計、兵の先著に相違, 際に敵國を得られ候思召にて、第一に〓諜を用ひられず候ては叶はざる事と奉存候、孫子, べきやうなく、敵國の形勢、敵主の仁暴、敵將の能否、敵衆の強弱、敵兵の利鈍、竝に其實を, これを異別して王に反命し、これを以て天下の事を周知すると御座候、是古聖王の亂を未, 敵情ヲ探ル, 間諜ヲ用ヒ, ベシ, 安政五年正月二十六日, 六四七

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  • 敵情ヲ探ル
  • 間諜ヲ用ヒ
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  • 安政五年正月二十六日

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  • 六四七

注記 (20)

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