『維新史』 維新史 2 p.934

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外國貿易を呪咀し、物情頗る穩かならざるに至つた實状を詳説して、將來是等の, み獨り要求を貫徹し得ずとあつては國威の失墜ともなる。仍つて此の際は條, 出の超過は甚しく、爲に生活必需品は拂底して物價は騰貴し、多數の士民は勢ひ, 使節の申出を拒絶せば、同國は武力を以て強要するに至る懼もあり、延いては外, するに至つた。此の間米佛公使は普國政府の要請に基き、〓りに普國の爲に斡, 際であつたから、新に締盟國を増加して、朝廷並びに攘夷派を刺戟するが如きこ, 早晩改善せられる機會もあらうからと應酬して讓らず、彼我の主張は全く對立, とは極力之を囘避せんと欲してゐた。されば幕府は普國の申出に對し、攘夷熱, 障害が除去され、人心が鎭靜するを俟つて條約を結ばんと主張したのである。, の熾烈なる國内情勢を説明して、條約締結の延期を要求した。即ち開港以來、輸, 旋して、幕府に其の容認を求め、特にハリスの如きは屡〻安藤信行を訪れ、若し普國, 是に對し普國使節は、遙かに遠洋を航して貴國に來り、修交を請へるに、予が國の, 武の乖離を調和し、攘夷の氣勢を鎭壓する爲に、公武合體政策の遂行に汲々たる, 約の締結を是非とも實現することに努められたい。貴國の國内問題の如きは, 彼我主張, の對立, 第二章幕府の對外工作第三節遣歐使節の派遣, 九三五

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  • 彼我主張
  • の對立

  • 第二章幕府の對外工作第三節遣歐使節の派遣

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  • 九三五

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  • 1298,544,65,2272外國貿易を呪咀し、物情頗る穩かならざるに至つた實状を詳説して、將來是等の
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