『維新史』 維新史 5 p.154

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とて、欣喜の情を油らしたのである。, 保一藏は慶喜の東航を聞くや、, 其の心事の悲愴は果して如何ばかりであつたらうか。是よりして御稜威は, にして失へるかと慷〓し、或は失望落膽して相顧みて茫然たる有樣であつた。, 慶喜は、今や朝敵の汚名を蒙つて孤影悄然、空しく江戸城に歸つたのである。, 正月三日鳥羽・伏見の開戰より、六日夜慶喜の大坂城退去まで僅かに三日に, 過ぎない。而して慶喜等の退去を知つた有司・諸藩士は、三百年の天下を三日, 炳として四海に輝き、官軍の勢威は旭日の東天に昇るが如くであつた。大久, 質は七日在坂の諸藩に令して、任意江戸或は藩地に歸還せしめた。正質及び, 併し今や坂地は孤立無援の危機に曝されるに至つた。故に老中格大河内正, 段は、皇運彌挽囘之瑞と可申候。是偏に薩長之粉骨碎身苦戰を成たる故也。, 賊之巨魁打洩したるは、別而遺憾に堪す候得共、始終官軍之大勝利と相成候, 思へば過去幾歳、轉變極りなき世運に際會して國事に鞅掌した十五代將軍, (大久保利通文書), 舊幕軍の, 離散, 第一章鳥羽・伏見の戰第三節徳川慶喜の東歸, 一五五

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  • 第一章鳥羽・伏見の戰第三節徳川慶喜の東歸

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  • 913,519,58,1060とて、欣喜の情を油らしたのである。
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