『維新史』 維新史 5 p.214

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は、既に官軍に對して反撥の氣勢を, た。然るに在府の結城藩主水野勝知, を見るに至つたのである。, の赴く所、人心は愈〻粗暴殺伐に流れ、爲に關東の地には〓りに暗雲の去來する, 是より先結城藩に於いては、藩論が勤王・佐幕の二に分れて、常に對立抗爭を, 高めてゐた彰義隊と、聲息を通ずるに至つたのである。是に於いて結城藩の, 武藏・上野・下野地方の諸藩は、孰れも風を望んで報效の誠を致さんことを誓つ, を決しようとしたが、勝知は却つて彰義隊の援を藉り、三月二十五日結城城を, 續けてゐた。偶〻明治元年三月、東海・東山・北陸三道の官軍が江戸に迫るに及び、, るに至つた。而も啻に舊幕臣のみならず、江戸の商工の徒も亦、舊慣に拘泥し, て未だ王政維新の眞意義を解せず、徒らに不安疑懼の念を深めた。斯くて勢, 續として江戸を〓走して所在に嘯聚し、漸く官軍に對して反撥の氣勢を揚げ, 重臣は、必ずや一藩の災〓を招來すべきことを〓れ、勝知を却けて勤王の態度, して自ら田聖の間に輜晦した。更に過激の徒は大義に悖り名分を辨へず、陸, 攻撃して城兵を潰走せしめた。時に宇都宮藩は會津藩兵及び舊幕府〓走兵, 日向, 守, 結城藩の, 内紛, 第二章江戸開城第四節關東各地の騷擾と徳川家處分, 二一五

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  • 第二章江戸開城第四節關東各地の騷擾と徳川家處分

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  • 827,1809,60,1041は、既に官軍に對して反撥の氣勢を
  • 828,533,58,1107た。然るに在府の結城藩主水野勝知
  • 1288,530,58,773を見るに至つたのである。
  • 1404,531,59,2316の赴く所、人心は愈〻粗暴殺伐に流れ、爲に關東の地には〓りに暗雲の去來する
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