『大日本史料』 1編 1 仁和 3年 8月~寛平3年12月 p.277

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とひとりこつ、少將, いへは、おほちよりはもりまさりてなん、こゝは中々といらへけり、ときは, なとかの物ものたまはぬ、雨のわりなく侍つれは、やむまてはかくてなんと, 正月十日のほとなりけり、すのうちよりしとねさしいてたり、引よせてゐ, まをみえぬる事とおもひて、ものもいはすなりぬ、男えんにのほりてゐぬ, といふも、そう正の御歌になん有ける, けはかりならんとみゆれるなるか、, れたる門にたちかくれて見いるれは、五間はかりなるひはたやのしもに, に梅いとをかしう咲たり、鶯はなく、人ありともみえぬすみの内より、うす, きたれともいひしなれねはうくひすのきみに告よとをしへてそなく, むねさたの少將、ものへゆく道に、五條わたりにて雨いたうふりけれは、あ, 土やくらなとあれと、ことにひとなと見えす、あゆみ入てみれは、はしのま, 蓬おひて荒たる宿を鶯の人くとなくや誰とのまたむ, と、こゑをかしうていへは、女おとろきて、人もなしと思ひつるに、物しきさ, いろのきぬこきゝぬのうへにきて、たけたちいとよき程なる人の、かみた, ○中, 略, 二通ズ, 五條ノ女, 寛平二年正月十九日, 二七七

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  • ○中

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  • 二通ズ
  • 五條ノ女

  • 寛平二年正月十九日

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  • 二七七

注記 (21)

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