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あらぬよりつけられたる詞なれば、おのづから言すくなにて、句々つぶつ, おほく秀逸なり云々とあるも、同日の論なるべし、亡父成章、わが叔父成均, べてあげつらへるがごとく、かたくいふべからぬことにして、いはではえ, 語ぶみどもは、詞つきいとめゝしければ、をのこはことに心あるべしとい, ぶと連續せざるがごときなり、されば同作といへども、このぬしが作のこ, むとのみするがゆゑに、つひにそのかたはらにもいたりがたきなるべし、, けれども、この記のおこれる處をもたづねず、たゞうはべにてこれをとか, 草紙に、大樣意にしみぬる事は、よろしきうたはいでくるものなり、然者道, にいへらく、ふみかゝむとには、此記、伊勢物語などまねぶべし、その餘の物, 理つまびらかに句々あひつゞきたればなり、古今此日記をあふがぬ人な, 變化自在、さらにひとつにはいひがたし、かれつら〳〵おもふに、此日記す, ひけるこそ、其をゝしくめゝしきはつよきよわきのけぢめにて、よわきは, 雅三位は、いと歌仙ともきこえざるに、齋宮にひそかにかよふ間のうたは、, の記のごときものはなきなるべし、これにはことたがへる事なれども、袋, れど、こと人のかけるやうなり、歌も古今集にいりたるにくらべては、その, 土佐日記, 成均等ノ, 章及ビ同, 富士谷成, 評, 承平五年二月是月, 九〇一
頭注
- 土佐日記
- 成均等ノ
- 章及ビ同
- 富士谷成
- 評
柱
- 承平五年二月是月
ノンブル
- 九〇一
注記 (22)
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