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加茂のまつりの日、かつらの宮の御車に奉り給ひける、, 鶯の木つたふ枝を尋ぬとて花の住家を行てみしとや, 心から今はひとりそすみかまのくゆるけふりをまつ人もなし, つけそめし思ひを常にかすめてもおほつかなさの猶まさる哉, みふのみこにつかはしける、, へしやよにうきをはこれに限りてん思ふ心はあひみるからに, はる〳〵と思ひて月も過ぬれは今はなつくることを待かな, いつよりか君か思ひの馴ぬらん今より外にいふそあやしき, しらね共かつらわたりと聞からに加茂の祭のあふひとそせん, 身をつみて思ひしりにきたきものゝひとりねいかにわひしかるらん, 御匣殿に、宮、, 御返, 返し, 歌ヲ壬生, 女王ニ遣, 御匣殿ト, 御贈答セ, 賀茂祭ニ, ニ贈ラル, サル, 歌ヲ桂宮, ラル, 天慶六年七月二十六日, 二四七
頭注
- 歌ヲ壬生
- 女王ニ遣
- 御匣殿ト
- 御贈答セ
- 賀茂祭ニ
- ニ贈ラル
- サル
- 歌ヲ桂宮
- ラル
柱
- 天慶六年七月二十六日
ノンブル
- 二四七
注記 (24)
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