『大日本史料』 1編 8 天慶 4年 9月~天暦元年5月 p.820

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き翫物となりしより、歌の上に事々しく、實立たる事ざまは、中々似合しか, も、歌のみいと多かりし、さるは只、いやしき方にのみうつり〳〵て、輕々し, ず、又かほどめでたき文中に、撰みもなく、世にいふまゝの、拙きことゞもま, りけらし、師説も、人丸、赤人兩歌仙、難波津、淺香山二歌などは、もとより世に, 歌合を始め、或は御屏風の歌など、下は好色の家の翫、乞食者の口のはまで, 氏といへども、凡世俗のいふまゝに、書きつらねられたるものなるべし、さ, で、書きつらねられたるを、いかにといふに、本文にも師の注にも、かへすが, ひならせしまゝを、書きのせられて、一事も紀氏の作意にあらずと知るべ, いひ馴れたる所也とせらる、只六義と、六人の歌仙とを、紀氏の作意と見て、, てまた事の筋を究めて、深く正すやうの學風も、今の世のやうにはあらざ, らぬやうにさへ、成りもてゆくまゝに、歌のことにかゝれる文章なれば、紀, 離れがたき方より、其世の姿思ひ得られぬなり、衰へたりとて、世に歌少な, へすいはれたる、歌の衰へたりといふ事、いかにすれども、今の心ならひの, し、其證一々辨ずべし、文はいかにも紀氏の作にて、比類なきこと論をまた, きにはあらず、ます〳〵歌のもてあそびは多くして、上は后宮、皇子の宮の, 大慶九年是歳, 八二〇

  • 大慶九年是歳

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  • 八二〇

注記 (17)

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