Loading…
要素
ノンブル
OCR テキスト
き翫物となりしより、歌の上に事々しく、實立たる事ざまは、中々似合しか, も、歌のみいと多かりし、さるは只、いやしき方にのみうつり〳〵て、輕々し, ず、又かほどめでたき文中に、撰みもなく、世にいふまゝの、拙きことゞもま, りけらし、師説も、人丸、赤人兩歌仙、難波津、淺香山二歌などは、もとより世に, 歌合を始め、或は御屏風の歌など、下は好色の家の翫、乞食者の口のはまで, 氏といへども、凡世俗のいふまゝに、書きつらねられたるものなるべし、さ, で、書きつらねられたるを、いかにといふに、本文にも師の注にも、かへすが, ひならせしまゝを、書きのせられて、一事も紀氏の作意にあらずと知るべ, いひ馴れたる所也とせらる、只六義と、六人の歌仙とを、紀氏の作意と見て、, てまた事の筋を究めて、深く正すやうの學風も、今の世のやうにはあらざ, らぬやうにさへ、成りもてゆくまゝに、歌のことにかゝれる文章なれば、紀, 離れがたき方より、其世の姿思ひ得られぬなり、衰へたりとて、世に歌少な, へすいはれたる、歌の衰へたりといふ事、いかにすれども、今の心ならひの, し、其證一々辨ずべし、文はいかにも紀氏の作にて、比類なきこと論をまた, きにはあらず、ます〳〵歌のもてあそびは多くして、上は后宮、皇子の宮の, 大慶九年是歳, 八二〇
柱
- 大慶九年是歳
ノンブル
- 八二〇
注記 (17)
- 791,685,64,2198き翫物となりしより、歌の上に事々しく、實立たる事ざまは、中々似合しか
- 906,683,66,2204も、歌のみいと多かりし、さるは只、いやしき方にのみうつり〳〵て、輕々し
- 1613,677,60,2204ず、又かほどめでたき文中に、撰みもなく、世にいふまゝの、拙きことゞもま
- 325,693,65,2198りけらし、師説も、人丸、赤人兩歌仙、難波津、淺香山二歌などは、もとより世に
- 1023,678,65,2205歌合を始め、或は御屏風の歌など、下は好色の家の翫、乞食者の口のはまで
- 560,681,65,2205氏といへども、凡世俗のいふまゝに、書きつらねられたるものなるべし、さ
- 1491,679,64,2199で、書きつらねられたるを、いかにといふに、本文にも師の注にも、かへすが
- 1846,680,60,2186ひならせしまゝを、書きのせられて、一事も紀氏の作意にあらずと知るべ
- 204,697,68,2204いひ馴れたる所也とせらる、只六義と、六人の歌仙とを、紀氏の作意と見て、
- 442,689,66,2197てまた事の筋を究めて、深く正すやうの學風も、今の世のやうにはあらざ
- 677,684,63,2206らぬやうにさへ、成りもてゆくまゝに、歌のことにかゝれる文章なれば、紀
- 1258,679,65,2206離れがたき方より、其世の姿思ひ得られぬなり、衰へたりとて、世に歌少な
- 1378,690,60,2189へすいはれたる、歌の衰へたりといふ事、いかにすれども、今の心ならひの
- 1726,682,63,2196し、其證一々辨ずべし、文はいかにも紀氏の作にて、比類なきこと論をまた
- 1147,685,60,2194きにはあらず、ます〳〵歌のもてあそびは多くして、上は后宮、皇子の宮の
- 1959,759,44,258大慶九年是歳
- 1966,2481,46,127八二〇







