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せ給けれは、綾の小路となん申と申けれは、さらはこれをは錦の小路とい, たゝ人にはあらさりけり、佛なとのへんしてありき給にやとおほしけり、, 狼、犬、からす、萬の鳥獸なと、千万とあゆみつゝきてきけるを、こと人の目に, りて手をさゝけみなくひつ、聖はつゆくはてよろこひて出ぬ、されはこそ, 糞の小路とつけたりけるを、帝聞せ給て、その四條の南をは、何といふと問, きてくはせさせ給ふけれは、しりにたちたるもの共にくはすれは、あつま, にして、あたらしきむしろこもに、折敷、おけ、ひつなとに入て、いく〳〵とを, もなく、はる〳〵としちらしたれは、けすなともきたなかりて、その小路を, はこそいみしき聖にこそ有けれ、めてたしとおほえて、白米十石をおもの, こと人の目には、たゝ聖ひとりしてくふとのみみえけれは、いとゝあさま, よはせ給ひけれは、いみしけなる聖あゆみまいる、そのしりに、餓鬼、畜生、虎、, 此しりにくしたるものしちらしたれは、只墨のやうにくろきゑとをひま, しき事におもひけり、さて出て行ほとに、四條の北なる小路にゑとをまる、, て物くはせてみんとおほして、けちえんのために物まいらせてみんとて、, 大かたえみす、たゝひしりひとりとのみ見けるに、此おとゝ見付給て、され, 從フ, 糞小路ヲ, 十石ヲ與, 見テ白米, 清徳餓鬼, 師輔之ヲ, 錦小路ト, 畜生等ヲ, 改メ給フ, フ, 天徳四年五月四日, 六九七
頭注
- 從フ
- 糞小路ヲ
- 十石ヲ與
- 見テ白米
- 清徳餓鬼
- 師輔之ヲ
- 錦小路ト
- 畜生等ヲ
- 改メ給フ
- フ
柱
- 天徳四年五月四日
ノンブル
- 六九七
注記 (27)
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