『大日本史料』 1編 18 天元 3年 7月~4年10月 p.88

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て、おしむてみなをしへつ、さて後、此さういつちともなくきえうせにけり、天人の, へさりけれは、心うくおほして、うらみて都へ歸て、夜なよな、みそかにおはしつゝ, せんさいの中にゐたり、かくしつゝ百夜に成にけり、若此しらすとて、かくしたるて, をやひくとおほしけるに、大方ひかさりけり、すてに百夜に成曉に、心をすまして此, ゆへに、このうたかひあるか、よく〳〵おもひわけ侍へき事也、, 法師おき出て、九月はかりの月のいみしうあかきに、打なかめつゝ、此かくしつる手, は習給ひけり、ひてうのえもいはぬ三ありけり、それをかくして、えしらすとてをし, しと思ふ、此月比かうしつゝ、百夜に成ぬるよしをいふに、心さしのふかきを哀かり, 今は昔、はくかの三位といひける人は、えもいはぬひわの上手也、またわらはにてお, 共を、三なからこそ引たりけれ、引はてさせて、前栽の中より出たり、法師いと淺ま, さなくおはしけるに、木幡とかやに、目つふれたる法師の世にあやしけなるに、ひわ, きかんためにといふ物語侍めり、返々ひか事也とそ人は申し、盲者は信手をもちゐる, 變して、かゝるあやしき物と成て有けるとそ、さて此三位はひわは引給けれは、空に, 〔世繼物語〕, 比巴ノ一名也, 盲法師ニ琵, 彈ズレバ天, 幼時木幡ノ, 琶ヲ習フ, 博雅琵琶ヲ, 空ニ樂ヲ調, 天元三年九月二十八日, 八八

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  • 盲法師ニ琵
  • 彈ズレバ天
  • 幼時木幡ノ
  • 琶ヲ習フ
  • 博雅琵琶ヲ
  • 空ニ樂ヲ調

  • 天元三年九月二十八日

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  • 八八

注記 (23)

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