『大日本史料』 1編 23 寛和元年 4月~12月 p.192

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都の徳行こそたふとかりけれ、, いとひ上地の妙なる事を願へは、その觀念の力にて次第にすゝみ、非想非々想まてい, ふかく侍り、往生はとけはへりなんやと尋ね給ひけれは、我は無智の者なり、いかて, かは生せさらん、その故は人六行觀を修して上界の定をえんと思ふ時、下地は〓なり, さやうの事をことはり侍らん、但し智者の申し侍りし事を聞て、これを案するになと, 僧都或時空也上人を見たてまつらんとて、尋ねいたり給ふ事あり、年たけ徳たかくし, 用神妙にして心言ともに絶たり、一念といへともこれをすてす、一稱といへともこれ, 念佛衆生攝取不捨の意なり、夫名號の功徳難思にして格量もおよひかたく、本願の力, を攝取し給へは、往生の捷徑、彌陀の本願をすゝめ給ふ神慮なるへし、本地の智光は, ふ志しふかくは、なとか往生の遂さらんとの給ひけれは、僧都之をきゝ給ひてことわ, たるへしといへり、しかれは西方の行人もまた同し事なり、穢土をいとひ淨土をねか, 上もなく、垂迹の化導は際もなし、かくやんことなき神勅を、一身にひきうけ給ふ僧, 苦なり障なり、上地は靜なり妙なり離なりといふ事を信して、下地のいやしきさまを, て直人ともおほえす、いとたふとく見え給ひけれは、後生の事申たし極樂をねかふ心, 寛和元年四月是月, 寛和元年四月是月, 一九二

  • 寛和元年四月是月

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  • 一九二

注記 (17)

  • 1313,686,60,766都の徳行こそたふとかりけれ、
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