『大日本史料』 2編 2 正暦4年7月~長徳3年8月 p.133

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緑にかすみわたれるに、女房のさうそくの匂ひあひて、いみしき織物の、い, 四つは尼車、一の御車は、唐の車なり、それに續きて尼の車、しり口よりすゐ, 御つきつきの殿はら、おはする限りもてかしつき奉らせ給ふ、いみしうめ, き出つめり、青末濃の裳、くたい、ひれなとの風に吹きやられたる、いとをか, 少し濃き、次にたゝの女房の十、櫻のからきぬ、薄色の裳、紅をおしわたし、か, ろいろの唐衣なとよりも、なまめかしうをかしき事限りなし、關白殿、その, し、豐前といふ采女は、くすしゝけまさか知る人なり、えひ染の織物の指貫, てたし、これら見奉りめて騷く、この車ともの二十立て竝へたるも、亦をか, を著たれは、しけまさは色許されにけりと、山の井の大納言は笑ひ給ふ、皆, なと皆參りぬ、それ渡らせ給ひて後、宮は出てさせ給ふへしとあれは、いと, 久し、いかならむと心もとなく思ふに、からうして采女八人馬にのせて引, さうのすゝ、薄墨の袈裟きぬなといみしくて、簾はあけす、下簾も薄色の裾, 心もとなしと思ふほとに、日さしあかりてそおはします、御車こめに十五、, とりのうはきとも、いみしうなまめかし、日はいとうらゝかなれと、空は淺, しと見ゆらむかし、いつしか出てさせ給はむなと待ち聞えさするに、いと, 中宮ノ御, 行列, 正暦五年二月十七日, 一三三

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  • 中宮ノ御
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  • 正暦五年二月十七日

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  • 一三三

注記 (19)

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