『大日本史料』 2編 2 正暦4年7月~長徳3年8月 p.831

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と思ひまはせと、猶いとおそろし、きたのかたは、せちになきこひたてまつ, 給ひ、神佛もにくませ給はゝ、なをさるへきなめりとこそはおもはめとお, まさりなれは、こと〳〵なし、そち殿いま一度みたてまつりて、しなん〳〵, のかきりにおはせんをみたてまつりたりとて、公家もいとゝつみせさせ, あるへけれは、かのにしの京に西院といふところに、いみしくしのひて、よ, り給ふ、見聞給へる人々も、やすからすおもひきこえたり、はりまにはかく, ほしたちて、夜をひるにて、京へのほり給、さてみやの内にはことのきこえ, そは、いよ〳〵ふようの物になりはてゝ、都をみてやみなめなと、よろつに, ときゝ給ひて、いかにすへきことにかあらん、ことの聞えあらは、わか身こ, 身は又いかゝはならんとする、これにまさるやうはとおほしなりて、おや, なかにおはしたれは、うへもみやもいと忍ひて、そこにおはしましあひた, といふことを、ねてもさめてものたまへは、宮の御前も、いみしう心くるし, おほしつゝけて、たゝとにもかくにも御泪のみそひまなきや、さはれこの, れけり、はりまよりも、但馬よりも、日々に人參りかよふ、北方の御心ちいや, きことにおほしめし、此御はらからのぬしたちも、いかなるへきことにか, 西京ノ西, 貴子伊周, ヲ慕フ, 伊周上洛, 院ニ潛ム, 貴子病ム, トノ説, 長徳二年十月十日, 八三一

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  • 西京ノ西
  • 貴子伊周
  • ヲ慕フ
  • 伊周上洛
  • 院ニ潛ム
  • 貴子病ム
  • トノ説

  • 長徳二年十月十日

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  • 八三一

注記 (24)

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