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たまひにけり、さて御いのりなとして、しはしはうちへもまいりたまはさりけり、この, ものゝけの家は、三條よりはきた、西洞院よりはにしなり、いまに一條殿の御そうにあ, かたやすこしをくれたまへりけん、殿上に哥論議といふ事いてきて、そのみちの人々、, たてまつりつるは、御覽せさりつるか、かゝるゆめをなむ、み侍つるは、てをはたとう, ふゆこもりいかにときこえさせたまひけれは、とはかりものものたまはて、いみしうお, いかゝ問答すへきなと、哥の學問よりほかのこともなきに、この大納言殿はものものた, のともまいらせよとおほせられけれは、さま〳〵こかね・しろかねなとこゝろをつくし, て、事さめ侍にけり、すこしいたらぬことにも、御たましひのふかくおはして、らう〳〵, より藤壺・後凉殿のはさまよりとほりて、殿上にまいり給へるに、こはいかに、御消息, ちて、いかにそとこまかにもとひまうさせたまはす、又ふたつものものたまはて、いて, まはさりけれは、いかなることそとて、なにかしのとのゝ、なにはつにさくやこのはな, ほしあんするさまにもてなして、えしらすとこたへさせたまへりけるに、人〳〵わらひ, からさまにもいらぬところなり、この大納言殿、よろつにとゝのひたまへるに、和謌の, しうしなしたまひける御根性にて、みかとおさなくおはしまして、人〳〵に、あそひも, 諸藝ニ達ス, 議二列シ座, 興ヲ醒マス, ルモ歌道二, 怪ノ祈ヲ爲, 殿上ノ歌論, 籠居シテ物, 根性, 受ク, 劣ル, 參内シテ道, 長ノ注意ヲ, ス, 萬壽四年十二月四日, 二一
頭注
- 諸藝ニ達ス
- 議二列シ座
- 興ヲ醒マス
- ルモ歌道二
- 怪ノ祈ヲ爲
- 殿上ノ歌論
- 籠居シテ物
- 根性
- 受ク
- 劣ル
- 參内シテ道
- 長ノ注意ヲ
- ス
柱
- 萬壽四年十二月四日
ノンブル
- 二一
注記 (29)
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