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御帳にあたりたる御かうしを、こはんなとかきよせて、ひとりねんしあく, 人そへては給はせさりし、かれかはしたなくて、雪の山まてのほりつたひ, といふを、にくみわらひて、人のめも見いれねは、雪の山にのほり、かゝつら, そきあけ侍らさらむと申に、けにいととかりけりとて、おきさせ給へり、御, ゆの葉のことくなるとのゐきぬの袖の上に、あをきかみの松につけたる, 捨よとおほせらる、つほねへいととくおるれは、さふらひのおさなるもの, ひありきていぬるのちに、右近の内侍に、かくなむといひやりたれは、なと, みつるかなとみるに、これはあひなし、はしめのきはをおきて、今のはかき, をおきて、わなゝきいてたり、それはいつこのそととへは、齋院よりといふ, る事そとの給はすれは、齋院より御ふみのさふらはんには、いかてかはい, るいとおもし、かたつかたなれはきしめくに、おとろかせ給て、なとさはす, ふみあけさせ給へれは、五寸はかりなるうつちふたつを、うつえのさまに, に、ふとめてたうおほえて、とりて參りぬ、またおほとのこもりたれは、まつ, けんこそ、いとかなしけれとあるを又わらふ、さて雪の山つれなくて、とし, も返ぬ、ついたちの日の夜、雪のいとおほく降たるを、うれしくも又ふりつ, 長徳四年十二月是月, 齋院ヨリ, 中宮ヘノ, 御消息, 雪山ヲ踏, 正月元日, ノ降雪, 常陸の介, ミ荒ス, 長徳四年十二月是月, 二五六
頭注
- 齋院ヨリ
- 中宮ヘノ
- 御消息
- 雪山ヲ踏
- 正月元日
- ノ降雪
- 常陸の介
- ミ荒ス
柱
- 長徳四年十二月是月
ノンブル
- 二五六
注記 (26)
- 656,662,68,2177御帳にあたりたる御かうしを、こはんなとかきよせて、ひとりねんしあく
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