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て、長きすみかとし給ふ、, う腹を立て、龍をたに用ひ奉らす、いはんやいやしき野鳥のすかたをは用, 中より光をさして、はりまの國書寫にとゝまる、よてかの所をこんりうし, りあつまりて、寶藏の戸ほそをひらきつゝ、性空上人のふるき調度とも取, し給へは、鷹去てしはらく計して、十一面の觀音、光明かくやくとして、幻の, をふりならして、めう火の中より飛ひ出て、前なる平岩に居たり、しやうく, り光さして末のとゝまらん所を、我在所と定めんと思召されけるに、煙の, はる、したかひて心願成就のうへは、法華を殊に信仰し給へり、此煙の中よ, ことくに見えさせ給ふ、その時上人夢うつゝともわかす、すゐき申はかり, なくして、〓を流されけり、性空上人心中のせいくわんには、こんと佛たい, 見佛せさらんには、雙眼ともに無盆なりとて、とこを持て雙眼をさゝんと, 奉るへきや、然らは心眼ともにひらきて、佛體を拜み奉らんとこそ思ふに、, 大蛇本地に歸りぬ、つきの日の未の刻計に、三尺計なる大鷹の尾ふさの鈴, を拜み奉程ならは、法華の行者と成て、彼教に從ひて、衆生をけとせんと誓, 〔野守鏡〕上すきにし比、播磨の書寫にまうてゝ侍し折しも、人多くまい, 音ノ尊, 容現ハル, 書寫山寶, 大鷹出現, 藏ノ調度, ス, 寛弘四年三月十日, 八四五
頭注
- 音ノ尊
- 容現ハル
- 書寫山寶
- 大鷹出現
- 藏ノ調度
- ス
柱
- 寛弘四年三月十日
ノンブル
- 八四五
注記 (23)
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