『大日本史料』 2編 7 寛弘8年7月~長和2年10月 p.842

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高遠歌に、, 思はれけるに、詞をは一言いはて、貫之か歌の中に、, 候と申されけれは、大納言かきをこされて落〓して、しはしありて、公任か, のもとへ殊にひきつくろひて參られたる事、尾籠の人かなと、口〳〵にそ, へは、貫之歌ことの外にまさりて候、此不審御存生の時申候はんとて參て, とに被參たりけれは、訪に行合たる人達のこはいかなる事にて、所勞の人, 相坂の關の岩かと踏ならし山たちいつる桐原の駒, 岩かとふみならしと云より、山たちいつる霧原の駒とまて、詞よせたくみ, あふ坂の關の清水に影見えて今や引らん望月の駒, くれて後、誰か歌を大事にせむすらんとおもひつるに、御心さしふかゝり, 之歌はさせる詞のよせもなくて、うるはしくいひなかしたり、御歌は關の, けること、あはれにありかたく候とて、この兩首を二三度はかり吟して、貫, しりけり、さて大納言臥なから對面して、定て所勞の事とふらふならんと, 此兩首かれこれ一二返詠候へは、高遠か歌まさりて覺候を、四五返詠し候, なるゆへに、貫之歌にはをとり候なりといはれけれは、此不審申候はんと, 公任ノ答, 長和二年五月十六日, 八四二

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  • 公任ノ答

  • 長和二年五月十六日

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  • 八四二

注記 (18)

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