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いのこひすて給へとの給はせつるとあれは、, 物の姫君の心ちすれは、くちおほひを引やりて、ものかたりの女のこゝちもし給へる, かす、, 〳〵のきぬに、こきかうちめ心ことなるをうへにきて、かほはひきいれて、すゝりの, かなといふに、見あけて、物くるをしの御さまや、ねたる人をこゝろなくおとろかす, ふ、まろかしゐたる人々あまたつとひゐたり、うへよりおるゝみちに、辨宰相のきみ, はこにまくらしてふし給へるひたいつき、いとらうたけになまめかし、繪にかきたる, の戸くちをさしのそきたれは、ひるねし給へるほとなりけり、はき・しをん、いろ, ものかとて、すこしおきあかり給へるかほのうちあかみ給へるなと、こまかにおかし, ちにて、はしのうへ・たいのすのこなとにみなうたゝねをしつゝ、はかなうあそひあ, うこそ侍しか、おほかたもよき人の、折からにまたこよなくまさるわさなりけり、九, 廿六日、御たきものあはせはてゝ、人々にもくはらせ給, 八月廿日あまりのほとよりは、上達部・殿上人ともさるへきはみなとのゐか, 菊の露わかゆはかりに袖ぬれて花のあるしにちよは讓らん, 日、きくの綿を兵部のおもとのもてきて、これとのゝうへの、とりわきていとようお, ○紫式部集及ビ新勅撰和歌, ○中略、寛弘五年八月二十六, 曰、中宮御薫物合ノ條ニ收ム、, 條ニ收ム、, 集、三句ヲ袖ふれてニ作ル, 載、學藝ノ, ノ晝寢姿ヲ, セ綿ヲ贈ル, 賞ム, 辨宰相の君, 倫子菊ノ著, 長和五年四月二十九日, 一八二
割注
- ○紫式部集及ビ新勅撰和歌
- ○中略、寛弘五年八月二十六
- 曰、中宮御薫物合ノ條ニ收ム、
- 條ニ收ム、
- 集、三句ヲ袖ふれてニ作ル
- 載、學藝ノ
頭注
- ノ晝寢姿ヲ
- セ綿ヲ贈ル
- 賞ム
- 辨宰相の君
- 倫子菊ノ著
柱
- 長和五年四月二十九日
ノンブル
- 一八二
注記 (28)
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