『大日本史料』 2編 10 長和5年3月~7月 p.234

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のゐ中よりのほりたる所にわたいたれは、いとうつくしうおいなりにけりなと、あは, かりなむ、ゆかしくし給なるものをたてまつらむとて、源氏の五十餘卷、ひつにいり, ろとりいれて、えてかへる心地のうれしさそいみしきや、はしる〳〵わつかに見つゝ、, 物かたり見はてむとおもへと、見えす、いとくちおしく思なけかるゝに、をはなる人, よるはめのさめたるかきり、火をちかくともして、これを見るよりほかの事なけれは、, るまゝに、この源氏の物かたり、一のまきよりしてみな見せ給へと、心の内にいのる、, ふして、ひきいてつゝ見る心地、きさきのくらひもなにゝかはせむ、ひるはひくらし、, もいまたみやこなれぬほとにて、え見つけす、いみしく心もとなく、ゆかしくおほゆ, 心もえす心もとなく思源氏を、一の卷よりして、人もましらす、木ちやうの内にうち, れかりめつらしかりて、かへるに、なにをかたてまつらむ、まめ〳〵しき物はまさな, おやのうつまさにこもり給へるにも、こと事なくこの事を申て、いてむまゝに、この, をのつからなとはそらにおほえうかふを、いみしきことに思に、夢に、いときよけなる, そうの、きなる地のけさきたるかきて、法華經五卷をとくならへといふと見れと、人, なから、さい・とをきみ・せり河・しらゝ・あさうつなといふ物かたりともひとふく, 中將, ラレテ歡喜, テ后位ニモ, 之ヲ耽讀シ, 勝レリト爲, 十餘卷ヲ贈, トヲ祈願ス, 卷ヲ見ンコ, 源氏物語五, 源氏物語全, ス, ス, 長和五年四月二十九日, 二三四

頭注

  • ラレテ歡喜
  • テ后位ニモ
  • 之ヲ耽讀シ
  • 勝レリト爲
  • 十餘卷ヲ贈
  • トヲ祈願ス
  • 卷ヲ見ンコ
  • 源氏物語五
  • 源氏物語全

  • 長和五年四月二十九日

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  • 二三四

注記 (28)

  • 1284,610,54,2152のゐ中よりのほりたる所にわたいたれは、いとうつくしうおいなりにけりなと、あは
  • 1032,603,59,2166かりなむ、ゆかしくし給なるものをたてまつらむとて、源氏の五十餘卷、ひつにいり
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