『大日本史料』 2編 10 長和5年3月~7月 p.309

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の上に美惡相ましはれる事をしるせり、何そこれを春秋等に比せん、, 付て何の道そ、夕霧・薫のふたりは共にまめ人に似たれと、夕霧は落葉宮におしたち, て、柏木の靈に信なく、かほるの、宇治中君の匂兵部卿に迎られての後、度々たはふ, は〳〵しき物とす、寂蓮は、おそろしき猪のしゝもふすゐのとこといひつれはやさし, 人を引てあしくせんとは思ふましけれと、其身女にて一部始終好色に付てかけるに, 損せらるゝ人も有へし、又聖主・賢臣なとに准らへてかける所に叶はすして罪を得た, れしも罪すくなからす、春秋の褒貶は善人の善行、惡人の惡行を面々にしるして、, 一、古抄に、台家の化儀・化法の兩種の四教なとの沙汰あり、やさしくかける物語をこ, は、此物語を見るにも、大意をこれになすらへて見るへし、式部か此物語をかくに、, 道そ、君臣に付ていはゝ又何の道そ、匂兵部卿の、浮舟におしたち給へるは、朋友に, れはにや、地獄には入にけん、源氏の、薄雲にことありしは、父子に付ていはゝ何の, といへり、古今密勘に見えたり、これ歌道においてはまことの習ひなるへし、然れ, これはよし、かれはあしと見せたれはこそ、勸善〓惡あきらかなれ、此物語は一人, 一、定家卿の詞に、歌ははかなくよむ物と知て、その外は何の習ひ傳へたる事もなし, 強ヒテ艱深, 春秋ノ如キ, ノモノト解, 源氏物語ニ, 無シ, スベカラズ, 勸善〓惡ハ, 長和五年四月二十九日, 三〇九

頭注

  • 強ヒテ艱深
  • 春秋ノ如キ
  • ノモノト解
  • 源氏物語ニ
  • 無シ
  • スベカラズ
  • 勸善〓惡ハ

  • 長和五年四月二十九日

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  • 三〇九

注記 (23)

  • 517,680,67,1710の上に美惡相ましはれる事をしるせり、何そこれを春秋等に比せん、
  • 1013,667,70,2096付て何の道そ、夕霧・薫のふたりは共にまめ人に似たれと、夕霧は落葉宮におしたち
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