『大日本史料』 2編 10 長和5年3月~7月 p.355

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にてさし出給へれば、葵卷に、一ところの御ひかりには、おしけたれためりなど、なほ, ふなるべし、かくて卷々に、此君のかたちをほめたる詞にも、多くひかるといへり、, めり、たゞ世の人の申す、ひかる君といふ名は、もとこま人のつけ奉りたる也、とい, 大かたもろ〳〵の物語の名の例、おほくは其中に、主としていふ人の名をもてつけた, かたりとはいふ也、此君の名、光といふ事は、桐壺卷に、なほにほはしさはたとへむか, り、此物かたりも、そのでうにて、光源氏君の事を、むねとしてかける故に、源氏の物, のころより也、といへる説も、いかが也、こは俊成卿の、六百番歌合の判の詞、又定, 紅葉賀卷に、かほのいろあひまさりて、つねよりもひかると見え給ふ、又同じひかり, たなく、うつくしげなるを、世の人ひかる君ときこゆと見え、又ひかる君といふ名は、, し、, 家卿の賞美の詞などのあるをもて、例のゆくりなく、おしはかりにいへることなるべ, には、ひろまれるさまに見えたるをや、又殊に世にもてあそぶことは、俊成卿定家卿, 此物語の名の事, 高凍人のめできこえて、つけ奉りけるとぞと見えたり、これを二説と見むは、わろか, 長和五年四月二十九日, 三五五

  • 長和五年四月二十九日

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  • 三五五

注記 (16)

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