『大日本史料』 2編 16 寬仁4年8月~治安元年4月 p.278

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ものなくうたひて、さはかりおそろしけなる山中にたちてゆくを、人々あかす思てみなゝ, くを、おさなき心地には、ましてこのやとりをたゝむことさへあかすおほゆ、またあかつ, くて、人〳〵もてけうするに、ゝしくにのあそひはえかゝらしなといふをきゝて、なには, ぬへきしもつかへなとにてもありぬへしなと、人〳〵あはれかるに、こゑすへてにるもの, わたりにくらふれはとめてたくうたひたり、見るめのいときたなけなきに、こゑさへにる, なく、そらにすみのほりてめてたくうたをうたふ、人〳〵いみしうあはれかりて、けちか, たにふまる、山のなから許の、木のしたのわつかなるに、あふひのたゝみすちはかりある, きよりあしからをこゆ、まいて山のなかのおそろしけなる事いはむ方なし、雲はあしのし, ふ、かみいとなかく、ひたひいとよくかゝりて、いろしろくきたなけなくて、さてもあり, のくに也、わかおいゝてしくにゝては、にしをもてに見えし山也、その山のさま、いと世, しりの關のかたはらに、いはつほといふ所あり、えもいはすおほきなるいしのよほうなる, を、世はなれてかゝる山中にしもおいけむよと、人〳〵あはれかる、水はその山に三所そ, 中に、あなのあきたる中よりいつる水の、きよくつめたきことかきりなし、ふしの山はこ, なかれたる、からうして、こえいてゝ、せき山にとゝまりぬ、これよりは駿河也、よこは, 駿河横走關, ニ宿ス, 岩壺ノ清水, 音聲ノ美ニ, 同感嘆ス, 容ト噴煙, 遊女ノ容姿, 足柄越, 富士山ノ山, 治安元年正月二十四日, 二七八

頭注

  • 駿河横走關
  • ニ宿ス
  • 岩壺ノ清水
  • 音聲ノ美ニ
  • 同感嘆ス
  • 容ト噴煙
  • 遊女ノ容姿
  • 足柄越
  • 富士山ノ山

  • 治安元年正月二十四日

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  • 二七八

注記 (25)

  • 1198,621,54,2181ものなくうたひて、さはかりおそろしけなる山中にたちてゆくを、人々あかす思てみなゝ
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