『大日本史料』 3編 9 嘉承2年1月~嘉承2年雑載 p.316

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おひたゝしく物も聞えすのゝしりつるけしきとも、しめ〳〵と火をうち, ひをひとくときたてゝなかるゝをとす、きくそいとゝたへかたき、, る中に、三位の御聲にて、哀かやうに日のくるゝに、御かうしとくまいれか, 誠になき人のやうにて、大かたいきもせす、暮かゝる程にあつまりて、かき, けちたるとは、是をいふへきにやとおほして、音もせす、大貳三位の局、かへ, かにしつる事そや、是たすけよや、たゝおはしますらん所へ我を召せや、を, にて、きとおはしませ、三位殿たえ入せ給ひぬといひて、引さけてゐていぬ、, え、さらぬたに物むつかしきころしも、心長閑なる里居に、常よりもむかし, しと、心もとなくおほえしに、いふへき事もなく、しなしまいらせつるは、い, いとゝもよほさるゝ心地してたへかたき、つほねよりいそきたるけしき, のせてゐていぬ、御まへのかた、かいすえて、いつの間にかはるにか、日ころ, 今の事おもひつゝけられて、物あはれなれは、はしを見出してみれは、雲の, をひとへへたてたる、なくけはひともして、晝の聲とものやうに泣あひた, 五月の空もくもらはしく、田子のもすそも、ほしわふらむとことはりも見, 家子ノ悲, 兼子失心, 長子ノ追, 歎, 懷, 嘉承二年七月十九日, 三一六

頭注

  • 家子ノ悲
  • 兼子失心
  • 長子ノ追

  • 嘉承二年七月十九日

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  • 三一六

注記 (21)

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