『大日本史料』 3編 9 嘉承2年1月~嘉承2年雑載 p.680

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みえしほとなと思ひ出られて、つく〳〵と詠るに、北の門より、長ひつに、ち, たる所は、いかにそやおほえて、ひきこそかへされしか、うつゝにけさ〳〵, たし、人とも見さはき、いみしく心ことに思ひあひたるけしきともにて、見, と見る心地、たゝをしはかるへし、日たかくなる程に、行幸なりぬとて、のゝ, かさなとよろひとかやいふ物著たりしこそ、みもならはす、もろこしのか, しりあひたり、殿原、里人なと、五のかうふりし、あるは錦のうちかけ、近衞つ, はやきたるものとも、すはうのこきうたるくはうこゝ、の出しきぬ入ても, のむねかすみわたりてあるをみるに、むかしうちへまいりしに、過さまに, る心ちして、我にもあらぬ心地しなからのほりしこそ、我なから目くれて, てつゝきたる、へちにもおもしろくみゆへき事ならねと、所からにやめて, は、れいのやたからす、見もしらぬものとも、大かしらなとたてわたしたる、, たかきたるさうしの晝の御座にたちたるみる心地よと、あはれに、かくて, さはけとも、たゝ我は何事にも目もたゝすのみおほえて、南のかたをみれ, 見るも夢のこゝちそする、かやうの事は世繼なとみるにも、その事かゝれ, 事成ぬ、おそし〳〵とて、衞門の佐いとおひたゝしけに、ひさもんなとをみ, 著御, 嘉承二年十二月一日, 六八〇

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  • 嘉承二年十二月一日

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  • 六八〇

注記 (18)

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