Loading…
要素
頭注ノンブル
OCR テキスト
みえしほとなと思ひ出られて、つく〳〵と詠るに、北の門より、長ひつに、ち, たる所は、いかにそやおほえて、ひきこそかへされしか、うつゝにけさ〳〵, たし、人とも見さはき、いみしく心ことに思ひあひたるけしきともにて、見, と見る心地、たゝをしはかるへし、日たかくなる程に、行幸なりぬとて、のゝ, かさなとよろひとかやいふ物著たりしこそ、みもならはす、もろこしのか, しりあひたり、殿原、里人なと、五のかうふりし、あるは錦のうちかけ、近衞つ, はやきたるものとも、すはうのこきうたるくはうこゝ、の出しきぬ入ても, のむねかすみわたりてあるをみるに、むかしうちへまいりしに、過さまに, る心ちして、我にもあらぬ心地しなからのほりしこそ、我なから目くれて, てつゝきたる、へちにもおもしろくみゆへき事ならねと、所からにやめて, は、れいのやたからす、見もしらぬものとも、大かしらなとたてわたしたる、, たかきたるさうしの晝の御座にたちたるみる心地よと、あはれに、かくて, さはけとも、たゝ我は何事にも目もたゝすのみおほえて、南のかたをみれ, 見るも夢のこゝちそする、かやうの事は世繼なとみるにも、その事かゝれ, 事成ぬ、おそし〳〵とて、衞門の佐いとおひたゝしけに、ひさもんなとをみ, 著御, 嘉承二年十二月一日, 六八〇
頭注
- 著御
柱
- 嘉承二年十二月一日
ノンブル
- 六八〇
注記 (18)
- 1710,680,63,2162みえしほとなと思ひ出られて、つく〳〵と詠るに、北の門より、長ひつに、ち
- 907,679,64,2162たる所は、いかにそやおほえて、ひきこそかへされしか、うつゝにけさ〳〵
- 1359,676,68,2169たし、人とも見さはき、いみしく心ことに思ひあひたるけしきともにて、見
- 790,672,69,2169と見る心地、たゝをしはかるへし、日たかくなる程に、行幸なりぬとて、のゝ
- 555,674,72,2171かさなとよろひとかやいふ物著たりしこそ、みもならはす、もろこしのか
- 667,674,69,2167しりあひたり、殿原、里人なと、五のかうふりし、あるは錦のうちかけ、近衞つ
- 1595,681,64,2164はやきたるものとも、すはうのこきうたるくはうこゝ、の出しきぬ入ても
- 1825,681,62,2162のむねかすみわたりてあるをみるに、むかしうちへまいりしに、過さまに
- 213,672,69,2168る心ちして、我にもあらぬ心地しなからのほりしこそ、我なから目くれて
- 1480,681,63,2164てつゝきたる、へちにもおもしろくみゆへき事ならねと、所からにやめて
- 1132,674,67,2186は、れいのやたからす、見もしらぬものとも、大かしらなとたてわたしたる、
- 441,680,65,2162たかきたるさうしの晝の御座にたちたるみる心地よと、あはれに、かくて
- 1245,678,66,2168さはけとも、たゝ我は何事にも目もたゝすのみおほえて、南のかたをみれ
- 1017,679,66,2170見るも夢のこゝちそする、かやうの事は世繼なとみるにも、その事かゝれ
- 324,670,69,2176事成ぬ、おそし〳〵とて、衞門の佐いとおひたゝしけに、ひさもんなとをみ
- 928,329,43,78著御
- 1945,757,46,377嘉承二年十二月一日
- 1939,2452,41,119六八〇







