『大日本史料』 1編 14 天禄 3年 7月~天延2年3月 p.70

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ゝおしはかり給へし、このいちのなかは、かやうにてあやしのものさしいたしてまち, しとのたまひせしうへに、かきくらしたまひてし後は、ふつに世中にましらひていま, りてみたれは、ゆくゑなくなしてし我師にておはしける、あなあさまし、ものさはか, り、いみしかりける所也とそ侍ける、弟子もなみたにしつみ、きく人もさくりもあへ, たちをはくゝみきこえんとて、とかくおもひめくらしゝ心のうちの物さはかしさ、た, すよゝとなきけるとなん、そのあとゝかや、きたこうちいのくまに石のそとはの侍め, をみるに、かなしみのなみたかきつくすへきかたなし、觀念たよりあり、心しつかな, るは、いにしへはそこになんいちのたちけるに侍、或はそのそとはゝ、玄眩法師のた, めに空也上人のたて給へりけるとも申にや、まことにあまたの人をはくゝまんとたし, のまへにいつはりをかまへて、くやしかるへきのちのよをわすれたる人あり、これら, そかるらんとはおもはさりつるをといひけれは、もとのすみかのものさはかしかりし, 侍れは、くひものをのつからいてきて、さらにともしきことなし、心ちるかたなくて、, 一すちにいみしく侍、またかうへに雪をいたゝきて、世中をわしるたくひあり、又め, か、このほとはいみしくのとかにて、思ひしよりも心もすみまさりてなん侍也、そこ, ニ石ノ率塔, 婆ヲ建ツ, 北小路猪熊, 天祿三年九月十一日, 七〇

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  • ニ石ノ率塔
  • 婆ヲ建ツ
  • 北小路猪熊

  • 天祿三年九月十一日

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  • 七〇

注記 (19)

  • 1197,600,56,2161ゝおしはかり給へし、このいちのなかは、かやうにてあやしのものさしいたしてまち
  • 1694,594,55,2167しとのたまひせしうへに、かきくらしたまひてし後は、ふつに世中にましらひていま
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