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覺しめして、いつもさそみゆると仰られて、ほゝゑませ給ひたりし御口つ, まてにほひたりし紅葉ともに、ゑひそめのから衣とかやきたりし、我きた, る物の色あひ、雪の匂ひふさ〳〵とこそめてたさに、とみにもえ參らせ給, の我心の見なしにや、かゝやきしまてに見るに、我ねくたれの姿まはゆく, しか、とをしあけさせ給へりしかは、誠にふりつもりたりしさま、梢あらん, 所はいつれを梅とわきかたけなりし、しゝう殿のまへなる竹の臺、をれぬ, さまなと、繪かく身ならましかは、露たかへす書て、人にも見せまほしかり, たかりしかは、あやしの賤家たにそれにつけて見ところこそは有に、まい, き、むかひまいらせたるこゝちするに、五節のおりきたりし、きなるより紅, て玉鏡よとつくりみかゝれたる百敷のうちにて、諸ともに御覽せしあり, と見ゆるまてたはみたり、御前の火たきやもうつもれたるさまして、今も, をきたる見所ある心ちして、おりからなれはにや、こせんのたちし、せめて, おほえしかは、常よりみまほしきつとめてかなと申たりしを、おかしけに, かきくらし降さまこちたけなり、瀧口のほんそのまへのすい垣なとに降, せて見しつとめてそかし、いつも雪をめてたしとおもふ中にことにめて, 雪ヲ覽給, 童女御覽, 天仁元年十一月十九日, 三九一
頭注
- 雪ヲ覽給
- 童女御覽
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- 天仁元年十一月十九日
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- 三九一
注記 (19)
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