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朝緑霞める空の曙をまたみにそめて誰かみるらん, 花もまたにほはすみゆる山里に春の日くらし詠をそする, 梓弓はるかに見れは山のはによこ雲わたる曙のそら, 山のはのよこ雲はかり渡りつゝ緑にみゆる曙のそら, 春の日は柚山遠き里なれや暮まつほとの心ともかな, 花盛こゝろも空にあくかれておきゐてそ見る春の曙, 天の戸をほのかにあけて昆陽の野の霞とともに立そやすらふ顯仲, いなのめに石のかけはしほの〳〵としはしやすらへまほならすとも俊頼, から衣春立きぬと聞しより日のうら〳〵となりにける哉忠房, 春曙, わたつ海の浦々照す春の日にあまもみるめをかりやほすらん大淮, 浮事のまきるゝとしもなけれとも詠られける春の曙, かすならぬ宿には春もこさりせはくれぬをさへは歎かさらまし俊頼, 朝緑霞める空の曙をまたみにそめて誰かみるらん仲實, 遊絲, もとなきイ, 永久四年十二月二十日, 一一, 一一
割注
- もとなきイ
柱
- 永久四年十二月二十日
ノンブル
- 一一
注記 (19)
- 994,583,57,1251朝緑霞める空の曙をまたみにそめて誰かみるらん
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- 521,583,55,1304梓弓はるかに見れは山のはによこ雲わたる曙のそら
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