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宗南坊、その事はみれぞんじ侍り、人によるべき事也、うたがひあるべから, はらでゐたりし、有がたき心なりとぞ、西住、後に人に語りける、, ずといひければ、悦てすでに具して入けり、宗南房、さしもよく〓くそくし, りくらしけるに、郎等男の走りきて、耳に物をさゝやきければ、心しらぬ人, 侍りけるに、宗南坊僧都行宗、その事をきゝて、何かくるしからん、けちしん, 合て、此事こそ既にと打云て、人にもしらせず、さりげなくて、聊の氣色もか, りたれども、入道の身にては、つ〓ならぬ事なれば、おもひりづらひくすぎ, 〓からず、たゞ何事をもめんじ給ふべきならは、御供仕らんといひければ、, つるむ〓を皆そむきて、〓に禮法をきびしくして、せめさいなみて、人より, 西行法師、大み〓をとをらんとおもふ心ざしふかか, に候非人の山ぶしの禮法たゞしうてとをり候はんことは、すべ之かなふ, 北面の者ども、弓射てあそびあへりけなにいざなはれて、心ならずのゝじ, もしにいさめければ、西行なみだをながして、我はもとより名聞をこのま, は何とも思はれず、西住法師、いまだ男にて源兵衞尉とて有けるに、目を見, のためには、さのみこそあれといひければ、よろこびて思ひ立けり、かやう, 〔古今著聞集〕, 釋教, 二, 修行, 宗南坊ニ, 隨ヒテ大, 出家後ノ, 堪忍, 峯ニ登ル, 建久元年二月十六日, 三九
割注
- 釋教
- 二
頭注
- 修行
- 宗南坊ニ
- 隨ヒテ大
- 出家後ノ
- 堪忍
- 峯ニ登ル
柱
- 建久元年二月十六日
ノンブル
- 三九
注記 (26)
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