『大日本史料』 4編 11 建暦元年1月~2年11月 p.656

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陀如來壇の上に立給へり、堂の下には念佛する聲ありけり、承仕なと云は, けり、よくきたりたまへり、四十九日の間は、こゝに住して念佛したまふへ, し、御房はわか善知識なり、年來秘藏のもの附屬したてまつるへしとて、上, 十九日の夜蓮臺房ゆめに見る樣、かの禪門か持佛堂かとおほしき堂あり、, 生に生せり、只今上品にすゝむなりと云と見て、夢さめにけり、, をみるへしと云聲に應して白蓮花出生す、念佛の聲に隨て蓮花忽に開て、, これをわたす、其後あひともに晨朝の禮讚を行するに、光舒救毘沙の句に, 人よりたまはる所の御消息、ならひに和字にしるせる念佛の安心の書等, 此花の上に亡者の禪門墨染の衣を著て座せり、時に微風この花を吹に、風, いたりて禮讚をとゝめて、念佛三遍唱へて端座合掌して息たえにけり、四, に隨てなびきゝたる、禪門蓮花よりおりて語ていはく、われ極樂の下品下, ありて、九月三日の辰時に往生すへしと云と見てさめぬるなりといふ、事, 前に池なんとありて、あるべかしく見ゆるに指入て拜すれは、金色の阿彌, かりなるもの指出て、此聲は闇浮提也、只今此池の中に蓮花生すへし、これ, の樣たとく覺て、三日に又ゆきむかふに病者のいはく、往生すてにちかつ, 建暦二年正月二十五日, 六五六

  • 建暦二年正月二十五日

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  • 六五六

注記 (17)

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